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論文

Three-dimensional electronic structures and the metal-insulator transition in Ruddlesden-Popper iridates

山崎 篤志*; 藤原 秀紀*; 橘 祥一*; 岩崎 大昌*; 東野 勇志*; 吉見 千秋*; 中川 広野*; 中谷 泰博*; 山神 光平*; 荒谷 秀和*; et al.

Physical Review B, 94(11), p.115103_1 - 115103_10, 2016/11

AA2016-0587.pdf:2.55MB

 被引用回数:17 パーセンタイル:61.21(Materials Science, Multidisciplinary)

軟X線角度分解光電子分光を用いて、Ruddlesden-Popper型イリジウム酸化物Sr$$_{n+1}$$Ir$$_{n}$$O$$_{3n+1}$$の3次元バンド構造を調べた。その結果、IrO$$_{2}$$面構造の次元性の増加と共に発現する金属-絶縁体転移に関する直接的な証拠を得た。この転移は、スピンー軌道結合により生じた$$j_{eff}$$ = 1/2バンドがフェルミエネルギーを横切ることにより生じる。入射光エネルギーを350eV以上走査することにより、SrIrO$$_{3}$$の3次元フェルミ面形状及び、Sr$$_{3}$$Ir$$_{2}$$O$$_{7}$$$$k_{z}$$依存した光電子強度の振動を明らかにした。本手法は、電子状態の全体像の理解において非常に有効である。

論文

Resonant photoemission spectroscopy study of impurity-induced melting in Cr- and Ru-doped Nd$$_{1/2}$$A$$_{1/2}$$MnO$$_{3}$$ (A=Ca,Sr)

Kang, J.-S.*; Kim, J. H.*; 関山 明*; 笠井 修一*; 菅 滋正*; Han, S. W.*; Kim, K. H.*; Choi, E. J.*; 木村 剛*; 室 隆桂之*; et al.

Physical Review B, 68(1), p.012410_1 - 012410_4, 2003/07

A2003-0329.pdf:0.49MB

 被引用回数:21 パーセンタイル:68.23(Materials Science, Multidisciplinary)

非常に希薄にCr及びRuをドープしたNd$$_{1/2}$$A$$_{1/2}$$MnO$$_{3}$$ (NAMO) (A=Ca,Sr)マンガナイトの電子状態をMn及びCrの2p$$rightarrow$$3d共鳴光電子分光を用いて調べた。すべてのCr及びRuをドープしたNAMOシステムにおいてMnのe$$_{g}$$成分による金属的なフェルミ端が観測され、これらのシステムの金属的な性質をよく説明する。t$$_{2g}$$$$^{3}$$配置を取るCrの3d状態は、フェルミエネルギーの下約1.3eVにあり、またCrのe$$_{g}$$状態はフェルミエネルギー近傍のバンド形成には関与していない。Cr及びRuが誘起する強磁性と金属-絶縁体転移は、測定によって得られた電子構造によって理解できる。

論文

Magnetic and electrical resistivity studies of Pr$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$

吉井 賢資; 中村 彰夫; 阿部 英樹*

Japanese Journal of Applied Physics, 39(Suppl.39-1), p.484 - 487, 2000/00

希土類サイト欠損系ペロブスカイトチタン酸化物Pr$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$を合成し、以下のことを見いだした。X=0の系(PrTiO$$_{3}$$)は、100-120Kにおいて、局在Tiスピンが傾いて反強磁性的に揃うcanted-antiferromagnetismを示す絶縁体として知られている。(1)Xが0から0.1までの間で、結晶構造は斜方晶型ペロブスカイト構造を取る。(2)Xを増やすとともに、磁気転移温度及び磁気転移温度以下の磁化は単調減少した。X=0.1近傍で磁気秩序はほぼ消失した。(3)Xが0.05から0.1の間で、系は絶縁体から金属へと転移する。(4)Xが0.05以下の系では、磁化-外部磁場曲線にスピンフロップ的挙動が見られる。さらに、2Kでは、磁化の不連続な飛びのため、曲線が階段状となる領域が見られる。(1)から(3)は、類似La$$_{1-x}$$TiO$$_{3}$$での挙動と定性的には同様の現象であり、Pr欠損によりTiの原子価が変化し、局在スピンが消失したものと考えられる。また、(4)に関しては、Prスピンのフロップあるいは磁気ドメインの回転によるものと推測した。

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